レノボ、OLED 144Hzディスプレイ・VRR・バッテリー強化搭載の新型携帯ゲーム機「Legion Go 2」を発表
レノボ「Legion Go 2」、バッテリー容量アップ&画面解像度ダウンで外出先でも長時間プレイ可能に

レノボは、Innovation World 2025にて第2世代のゲーミングハンドヘルド「Legion Go」を発表し、IFA 2025の最新発表とともに披露しました。
新しいLegion Go 2は、Windows 11搭載のポータブルオリジナルモデルでお馴染みの大きな8.8インチディスプレイなど、基本デザインを踏襲していますが、今回はより鮮やかな色彩と深い黒を実現するOLEDパネルへとアップグレードされています。解像度は従来の1600pから1200p(WUXGA、1920×1200)へ変更されましたが、引き続き高精細な映像美を保ちつつ、パフォーマンスの最適化も図られています。
ゲーマーにとって嬉しいのは、144Hzの高リフレッシュレートと可変リフレッシュレート(VRR)対応により、より滑らかで応答性の高いゲームプレイが楽しめる点です。ディスプレイはHDR TrueBlack 1000認証も取得しており、コントラストや色再現性も抜群です。
内部にはAMD Ryzen Z2プロセッサーを搭載し、さらに高性能なRyzen Z2 Extremeも選択可能。メモリは最大32GB(8000MHz)の高速RAMを搭載でき、マルチタスクやゲームも快適にこなせます。
ストレージは最大2TBのPCIe 4.0 SSDを備え、さらに最大2TBまで拡張できるmicroSDスロットも用意。お気に入りのゲームやメディアをたっぷり保存できます。
バッテリー容量も大幅アップ。新たに74Wh(ワット時)バッテリーを搭載し、従来モデル比で約50%の増量を実現。外出先でもより長時間のプレイが可能になりました。
デザインは基本的に継承しつつ、Legion Go 2はやや厚みと重さが増し、重量は920g(約10%増)となっています。新機能として、電源ボタンに指紋認証リーダーを統合し、素早く安全な生体認証ログインが可能です。
Legion Go 2は、強力なハードウェアと使いやすさを両立し、パフォーマンスと多機能性を求めるポータブルゲーミングファンに最適な一台となっています。

Legion TrueStrikeコントローラーは、快適性をさらに高めるために再設計され、より人間工学に基づいた形状や滑らかな手触り、直感的なボタン配置を採用しています。3つのプログラム可能なボタンにより、お好みに合わせて操作を簡単にカスタマイズできます。
この新しいTrueStrikeコントローラーは、従来モデルとも互換性があり、初代Legion Goでもシームレスにご利用いただけます。
ベースモデルの価格は日本国内で約¥155,000(税込)からとなっており、10月より販売開始予定です。
分析:強化された携帯性能とバッテリー持続時間
このデバイスは新しい高性能ハードウェアを搭載しており、OLEDディスプレイによって携帯ゲーム体験がさらに向上します。アップグレードされたAMDプロセッサーにより、より滑らかなゲームプレイが実現されています。
一部のユーザーは画面解像度の低下を気にするかもしれませんが、それでも鮮やかな映像表現が期待できます。携帯ゲーム機にとっては、滑らかなフレームレートと長時間のバッテリー持続が重要です。解像度を1200pに抑えることで、安定したパフォーマンスとバッテリーの長寿命化が図られています。さらに、大容量バッテリーにより、外出先でも長時間のゲームプレイが可能です。
価格が149,800円(税込)と高めに設定されているため、従来モデルと比べて購入を迷う方もいるかもしれません。価格が高すぎると感じるゲーマーもいるでしょう。
